イベント社会工学研究所
ご挨拶
価値観の多様化や技術の進化の中で、現在様々なイベントが行われています。
人間が生きていく上で「生活」は重要なウエイトを占めますが、一方「祭り」も不可欠だと考えます。 日常と非日常のどちらかのみでは人生は成り立ちません。 価値観が多様化している現代において、例えば農耕作業といった「生活」と年に一度の祭典「祭り」という単純構造ではくくりきれなくなっており、それぞれの人にそれぞれの「祭り」があるのだと考える必要があります。 それはフェスであったり、甲子園であったり、コミケであったり、ライブツアーであったりします。
そんな価値観多様化の時代においてイベントを学ぶ上で重要なのは、理論知識や技術に偏り過ぎないということです。 プロとしてイベントを捉える場合、自分の好みに偏らない多様なイベント体験が重要になって来ます。 「イベントへの参加体験」と「イベント現場での実体験」に「イベント技術や理論の知識」が加わって初めてリアルなイベント作りが可能になるのだと考えています。 例えば「象」を部分的にのみ触っている人が「象」の姿を描けないように。
そこでまずは、積極的に参加者?観客として様々なイベントを体験しその楽しさや喜びを感じ、その世界に浸りましょう。
そして技術や理論を学び、手法を知りましょう。 そこで現場に出て実際に制作を体験することで初めて見えてくるものがあるはずです。 ただ現場に行くだけではそれは「作業」であり、面倒で辛いだけかもしれません。 しかしそれが何のための作業であり、今この作業が何につながり、何が出来上がるかを知っていれば、喜びも興味も違ってくるはずです。
イベント社会工学研究所ではイベントというシステムを社会工学としてとらえ、学生を含めた社会人全体に対するイベント人材の育成を目的に、イベント人材教育についての研究をしています。 その一環として「イベント実習」のプログラム開発を行なっています。 私はイベント学習の三本柱である『イベント体験』『イベント知識』『イベント現場』を、複合的に実施するのが「イベント実習」であると考えます。 このため、ただ現場に出て作業するのが「イベント実習」ではなく、複合総合学習が可能になる形を摸索して行きたいと考えています。
人間が生きていく上で「生活」は重要なウエイトを占めますが、一方「祭り」も不可欠だと考えます。 日常と非日常のどちらかのみでは人生は成り立ちません。 価値観が多様化している現代において、例えば農耕作業といった「生活」と年に一度の祭典「祭り」という単純構造ではくくりきれなくなっており、それぞれの人にそれぞれの「祭り」があるのだと考える必要があります。 それはフェスであったり、甲子園であったり、コミケであったり、ライブツアーであったりします。
そんな価値観多様化の時代においてイベントを学ぶ上で重要なのは、理論知識や技術に偏り過ぎないということです。 プロとしてイベントを捉える場合、自分の好みに偏らない多様なイベント体験が重要になって来ます。 「イベントへの参加体験」と「イベント現場での実体験」に「イベント技術や理論の知識」が加わって初めてリアルなイベント作りが可能になるのだと考えています。 例えば「象」を部分的にのみ触っている人が「象」の姿を描けないように。
そこでまずは、積極的に参加者?観客として様々なイベントを体験しその楽しさや喜びを感じ、その世界に浸りましょう。
そして技術や理論を学び、手法を知りましょう。 そこで現場に出て実際に制作を体験することで初めて見えてくるものがあるはずです。 ただ現場に行くだけではそれは「作業」であり、面倒で辛いだけかもしれません。 しかしそれが何のための作業であり、今この作業が何につながり、何が出来上がるかを知っていれば、喜びも興味も違ってくるはずです。
イベント社会工学研究所ではイベントというシステムを社会工学としてとらえ、学生を含めた社会人全体に対するイベント人材の育成を目的に、イベント人材教育についての研究をしています。 その一環として「イベント実習」のプログラム開発を行なっています。 私はイベント学習の三本柱である『イベント体験』『イベント知識』『イベント現場』を、複合的に実施するのが「イベント実習」であると考えます。 このため、ただ現場に出て作業するのが「イベント実習」ではなく、複合総合学習が可能になる形を摸索して行きたいと考えています。
これまでのイベント実習に加わる新プログラム
「アルキミ」
実際にものを見ることは重要です。
座学ではわからないことが実物を見ることで一瞬で理解できることがあります。
さらに歩くという行為は脳を活性化し発想を豊かにします。
この「歩く」+「見る」を組み合わせて行ない、その相乗効果で学習理解を高めるイベントが「アルキミ」です。
ただ街を歩くだけでなく、毎回観るテーマを定めその解説を講師が行います。
座学ではわからないことが実物を見ることで一瞬で理解できることがあります。
さらに歩くという行為は脳を活性化し発想を豊かにします。
この「歩く」+「見る」を組み合わせて行ない、その相乗効果で学習理解を高めるイベントが「アルキミ」です。
ただ街を歩くだけでなく、毎回観るテーマを定めその解説を講師が行います。
「搬入口会議」
イベント現場の搬入口付近で休憩時などに交わされる、現場話を「井戸端会議」になぞらえて「搬入口会議」という言葉を作りました。
ここではイベントのプロ達が交わすリアルなイベント現場話を聞くことができます。
有名人や話し上手な先生の話を聞く機会はたくさんありますが、これはそうではありません。
ここでは今現場の最前線でイベントを作っている人に語ってもらいます。
ここではイベントのプロ達が交わすリアルなイベント現場話を聞くことができます。
有名人や話し上手な先生の話を聞く機会はたくさんありますが、これはそうではありません。
ここでは今現場の最前線でイベントを作っている人に語ってもらいます。
業務目標
イベントというシステムを社会工学としてとらえ、学生を含めた社会人全体に対する
イベント人材の育成を目的に、イベント人材教育について研究する中で以下の項目を遂行する
① イベント人材育成の研究と促進
② イベント業界との結びつきの強化と就職支援
③ イベント実習手法の研究と促進
イベント人材の育成を目的に、イベント人材教育について研究する中で以下の項目を遂行する
① イベント人材育成の研究と促進
② イベント業界との結びつきの強化と就職支援
③ イベント実習手法の研究と促進
業務内容
① イベント人材育成の研究と促進
?教育指導を通じ、社会全体に対してイベント人材を育成するための効果的な手法を研究し実施する
(例. 学生の場合)
1学年目:座学中心でイベントについて学ぶ
2学年目:社会で役立つ「実務 IQ」の育成が始まる
(実行力、現場力、プレゼン力、企画力、教養?情報力)
3学年目:イベント業界に役立つ人材
4学年目:専門演習?卒論
② イベント業界との結びつきの強化と就職支援
?イベント社会工学の研究のために、これまで以上にイベント業界との結びつきの強化を進める
?その一環としてイベント業界に学生を就職という形で幅広く送り出す
?企業側が求める人材イメージと学生が考えるイベント業務イメージのギャップの生まれる原因を分析研究する
?それを埋めるために以下のことを行なう
◎ 幅広いイベント業界とその業務について知識を深める機会づくり
◎ イベント業界とその業務についての企業側情報発信の促進
◎ イベント業界に就職した先輩達の体験談を聴く機会を作る
◎ 新規のイベント会社に実習を通じて接触し就職可能な会社を増やす施策を推進する
③ イベント実習手法の研究と促進
?イベント学習の三本柱である
『イベント体験』 好みに偏らず幅広くイベントを観客として体験
『イベント知識』 通常講義に加え、外部講師の話を聞いたり、解説付きでの実地見学への参加
『イベント現場』 実際に現場に入ることによっての体験
?この三本柱を、複合的に実施するのが「イベント実習」であると考える
?このため、ただ現場に出て作業するだけの「イベント実習」ではなく、複合総合学習が可能になる形を摸索し強化する
イベント社会工学研究所 所長 笠原幸一
?教育指導を通じ、社会全体に対してイベント人材を育成するための効果的な手法を研究し実施する
(例. 学生の場合)
1学年目:座学中心でイベントについて学ぶ
2学年目:社会で役立つ「実務 IQ」の育成が始まる
(実行力、現場力、プレゼン力、企画力、教養?情報力)
3学年目:イベント業界に役立つ人材
4学年目:専門演習?卒論
② イベント業界との結びつきの強化と就職支援
?イベント社会工学の研究のために、これまで以上にイベント業界との結びつきの強化を進める
?その一環としてイベント業界に学生を就職という形で幅広く送り出す
?企業側が求める人材イメージと学生が考えるイベント業務イメージのギャップの生まれる原因を分析研究する
?それを埋めるために以下のことを行なう
◎ 幅広いイベント業界とその業務について知識を深める機会づくり
◎ イベント業界とその業務についての企業側情報発信の促進
◎ イベント業界に就職した先輩達の体験談を聴く機会を作る
◎ 新規のイベント会社に実習を通じて接触し就職可能な会社を増やす施策を推進する
③ イベント実習手法の研究と促進
?イベント学習の三本柱である
『イベント体験』 好みに偏らず幅広くイベントを観客として体験
『イベント知識』 通常講義に加え、外部講師の話を聞いたり、解説付きでの実地見学への参加
『イベント現場』 実際に現場に入ることによっての体験
?この三本柱を、複合的に実施するのが「イベント実習」であると考える
?このため、ただ現場に出て作業するだけの「イベント実習」ではなく、複合総合学習が可能になる形を摸索し強化する
イベント社会工学研究所 所長 笠原幸一