土井ゼミ
土井ゼミの概要
学科
経営学科
ゼミの研究テーマ紹介
財務会計の基本原理の探究
このゼミでは、株主など企業に利害関係を持っている外部の人たちに情報を提供するための会計、つまり財務会計を中心テーマとします。企業は、この財務会計を一定のルールに従って行っています。ゼミでは、「このルールには具体的にどのようなものがあるのか?」、また「それは全体としてどのような体系をしているのか?」といったことを深く調べていきます。
これにより、会社が外部の利害関係者に提供している情報を作成するルール(複式簿記、会計基準など)や、情報を読み解くための知識(経営分析など)を習得するとともに、こうした知識を用いて、現代経済社会において財務会計がどのようなはたらきを持っているのかを探究していきます。
これにより、会社が外部の利害関係者に提供している情報を作成するルール(複式簿記、会計基準など)や、情報を読み解くための知識(経営分析など)を習得するとともに、こうした知識を用いて、現代経済社会において財務会計がどのようなはたらきを持っているのかを探究していきます。
教員(土井充)紹介
専門分野
財務会計論
教員の研究テーマ紹介
現行会計の統一的説明理論の構築
「会計ってなに?」 このとてもシンプルな問いに答えることができる、現行の会計実践を統一的に説明可能な会計理論を構築すること、それが最大の研究テーマです。
(イ)対象を記号で切り取っている、(ロ)その記号と記号とは一定の関係を所与としている、そして(ハ)そうした記号を組み合わせ作成された情報が特定の経路をとおって伝達される、こうした特徴を持つ会計というシステムは、我々が普段使っている"ことば"ととてもよく似た構造を持っています。そこで、言語論や記号論における理論を援用し、一見複雑で多様な会計現象を統一的に説明することを試みています。
(イ)対象を記号で切り取っている、(ロ)その記号と記号とは一定の関係を所与としている、そして(ハ)そうした記号を組み合わせ作成された情報が特定の経路をとおって伝達される、こうした特徴を持つ会計というシステムは、我々が普段使っている"ことば"ととてもよく似た構造を持っています。そこで、言語論や記号論における理論を援用し、一見複雑で多様な会計現象を統一的に説明することを試みています。
教員から
モットーは、「50分の3」。社会人としての定年を70歳前後として、ゼミで送る3年間は、その最初の3に相当します。この3年間がその後の47年間という長い社会生活の基礎を形づくるものであって欲しい。これが「50分の3」の意味するところです。このゼミが、専門知識を身に付けるための場というだけではなく、会計の理論を皆で研究して行く過程をとおした、(1)論理的?創造的な能力の養成、(2)自主的?積極的な意識の醸成、さらには(3)生涯的な友人関係の確立の場となってほしいと思っています。
学生から
私たち土井ゼミは、学生一人一人の活躍で成り立っています。ゼミの主役は学生であり、学生同士が議論、ディベートしながらゼミを進めています。ゼミ発表大会に向かって、学生たちが自分たちでテーマを決めることや、グループ分けで内容を調べるのも大変な作業でありながら、すごく勉強になります。主にゼミで調べるのは財務会計に関するテーマです。ゼミに入ってから財務諸表の読み方もわかるようになります。企業を分析するのも面白いです。ゼミでは、財務会計や経営分析などに関する専門知識を習得できることはもとより、チームワークで作業をするため、特に留学生にとっては協力性と日本語をきちんと勉強する良い機会となります。図書館で本を借りると、"土井ゼミだね"と言われるほどです。簿記の資格を取得したい学生も先生と時間を調整しながら、勉強することができます。ゼミが難しいといって、途中で辞めてしまうと大損になります。最初はわからないかもしれませんが、やりながらわかってくると、ゼミが楽しくなります。また、勉強ばかりじゃなくて、飲み会やゼミ合宿などで遊ぶこともあります。大学で会計学をしっかり学び、大学生活を有効にしたい学生は、ぜひ土井ゼミへどうぞ。